Plus ça change, plus c’est la même chose.

変われば変わるほど、もとのまま。

ひとり雑誌をはじめる

今日は日曜日だが仕事だった。「だが」とつけたが、実のところこれまでだって日曜だから仕事をしていなかったわけではない。図書館に行って資料を集めたり、次の週の計画を立てたりと、何かしら仕事に関わることをしていたような気がする。これまではそれで…

ある居酒屋のはなし

今週のお題「いも」 自宅近くの居酒屋の話をしよう。おばあちゃんと娘さんと思しきおかみさんが切り盛りする、10席にも満たないちいさなお店の話を。 その店を知ったのは、正確に言えばその店に入ることを後押ししたのは「孤独のグルメ」だった。自分の住ん…

今週のあれこれ

出版社調べるたび、自分のこと誰が採ってくれるのかしらと考えてしまう。 全く内容を知らずに観たけれど、泣いてしまった。シングルマザーがフードバンクで空腹に耐えかねて缶詰を開けてしまうシーンが、特に印象的。 わたしは、ダニエル・ブレイク (字幕版)…

今週のあれこれ

土日が少し忙しく、更新が滞ってしまった。 今週も就活と卒論と英語とを並行して進めていた。 どうしても就活が前面に出てしまいがち。まだ手探り状態で、無駄な時間を割いてしまうこともある。何を始めるにしても、はじめはみなそうである。 けっこう業界研…

今週のあれこれ

今週になって、そろそろ就活を始めた方がいいことにようやく気がつく。 もともとそんなに就活に積極的ではなかったこともあり、毛嫌いしているようなところがあったが、いざ調べてみると、自分なりに楽しもうと思えば楽しめそうだと感じられるようになった。…

今週のあれこれ

今週は病み上がりで、卒論がぐいと進んだ一週間になった。 それから今日は、久々に電車に乗って本屋に行った。 やはり日曜に専門を離れると、気分転換になっていい。 今日買った『誰にも言わないと言ったけれど』で、ボールドウィンやキング牧師、マルコムX…

今週のあれこれ

今週から、一つ新しい習慣をつけることにした。日曜日は働かないという習慣を。 これまで長いこと、仕事をしない日はなかった。平日は朝から晩までほとんど休みなく働いていたし、土日もほとんど平日と変わらない過ごし方をしていた。 これを改めようと思い…

今週のあれこれ

東京に戻ってきた。 2ヶ月も帰省していたわけだが、戻って1日も経つとその重みは消えて、あたかも4月のはじめが昨日のことだったかのように感じられる。 パターソン(字幕版) 発売日: 2018/03/07 メディア: Prime Video

今週のあれこれ

毎朝聴いていたフランス語のラジオ音源がなぜか聴けなくなった。 毎日のルーティンの一角が崩れるだけで生活全体に支障が出るらしく、先週は少し気分が落ち込んでいた。このブログが土曜に更新されなかったのも、その影響の一つかもしれない。 卑屈になると…

今週のあれこれ

『現代思想』所収の「発話と沈黙」を読んだけれど、これはかなり貴重な資料である。一度ではとても理解できないが、咀嚼しておく必要がある。 今週は、資料の作成をしていてじっくり本を読む機会はあまりなかったなあ。 現代思想2012年3月臨時増刊号 総特集=…

今週のあれこれ

今週も今週とて、淡々とレヴィナス関連の本や論文を読み進める。 ひょっとすると、留学は完全になくなるかもしれない。 先がいよいよ見通せなくなっている。 読み直して、80年代にほとんど論点が出揃っていたのだなあと、感心してしまった。 レヴィナスの思…

今週のあれこれ

一つのことにのめり込むと、それ以外のことがおろそかになってしまう。 少し空気の入れ替えが必要な気もする。 実存から実存者へ (ちくま学芸文庫) 作者:エマニュエル レヴィナス 発売日: 2005/12/01 メディア: 文庫

今週のあれこれ

卒業論文のためということで、このところレヴィナスに関する二次文献を立て続けに読んできた。そろそろ、いちど自分なりの問いを整理するときに来ている。 レヴィナス 犠牲の身体 作者:大祐, 伊原木 発売日: 2010/12/01 メディア: 単行本 甦るレヴィナス―『…

今週のあれこれ

藤岡先生の博士論文を読み終えて、少しやる気が出てきたような気がしている。 オンライン授業の方が下手に肩肘張らなくてよいし、こうやって実家でじっくり本が読めるのはとても貴重だと思っている。 レヴィナスと「場所」の倫理 作者:俊博, 藤岡 発売日: 20…

今週のあれこれ

とりわけやりたいことがないのに、何かをやりたいかのように生きなければいけないのは、すごく疲れる。 あの頃映画 「家族」 [DVD] 発売日: 2012/12/21 メディア: DVD

今週のあれこれ

朝の散歩と料理とラジオが、このところの愉しみになっている。 昔はFMばかり聴いていたけど、最近はしょうもないAMの深夜ラジオでけらけら笑うことが増えた。本当にくだらないのだが、そのなかに本質をついたようなものがあって、下手に気取ったFMよりはずっ…

人生

ここのところ、生きている感じがしない。 生きている感じ、というのは、自分のことなど忘れてしまうくらい他のことに夢中になっているときにおぼえるものだろう。自分にも心当たりがないではない。小学生のころなど、時間が経つのも忘れて、漫画を描いたり、…

今週のあれこれ

今週に入って、東京もご多分にもれず新型コロナの影響を無視できなくなった。 東大も文学部の授業を実質的に延期。留学先のアメリカの大学からも連絡がない。週に1度の読書会も中止を余儀なくされる。 買い占めのためでなく、単に食材がないから昨晩買い物…

今週のあれこれ

今週はずっと帰省していた。 3月に入ってからずっと続いていた息苦しさを忘れられるかと思っていたが、変わらなかった。土を掘り返すとどこかでスコップがカツンと音を立てて、それ以上掘れなくなるような感じ。放蕩も労働も意味を失ってしまうような底。と…

翻訳

ここのところ、合田先生の翻訳を参照しつつ『存在するとは別の仕方で』の私訳をつくっている。まずは邦訳だけさらっと読もうと思っていたけど、とくに術語が氾濫してくると原文に還帰する必要を感じざるを得ず、少し原文に戻る時間をとっている。 Autrement …

今週のあれこれ

今週は自分自身はさておき、身近な人に転機があった。そこで少しセンチになりながら聞いていたのが、細野さんの「終りの季節」。もう朝焼けなんてしばらく見ていないけど、早起きして家の窓に迎え入れたくなる。 HOSONO HOUSE アーティスト:細野晴臣 発売日:…