Plus ça change, plus c’est la même chose.

変われば変わるほど、もとのまま。

2020-03-01から1ヶ月間の記事一覧

人生

ここのところ、生きている感じがしない。 生きている感じ、というのは、自分のことなど忘れてしまうくらい他のことに夢中になっているときにおぼえるものだろう。自分にも心当たりがないではない。小学生のころなど、時間が経つのも忘れて、漫画を描いたり、…

今週のあれこれ

今週に入って、東京もご多分にもれず新型コロナの影響を無視できなくなった。 東大も文学部の授業を実質的に延期。留学先のアメリカの大学からも連絡がない。週に1度の読書会も中止を余儀なくされる。 買い占めのためでなく、単に食材がないから昨晩買い物…

今週のあれこれ

今週はずっと帰省していた。 3月に入ってからずっと続いていた息苦しさを忘れられるかと思っていたが、変わらなかった。土を掘り返すとどこかでスコップがカツンと音を立てて、それ以上掘れなくなるような感じ。放蕩も労働も意味を失ってしまうような底。と…

翻訳

ここのところ、合田先生の翻訳を参照しつつ『存在するとは別の仕方で』の私訳をつくっている。まずは邦訳だけさらっと読もうと思っていたけど、とくに術語が氾濫してくると原文に還帰する必要を感じざるを得ず、少し原文に戻る時間をとっている。 Autrement …

今週のあれこれ

今週は自分自身はさておき、身近な人に転機があった。そこで少しセンチになりながら聞いていたのが、細野さんの「終りの季節」。もう朝焼けなんてしばらく見ていないけど、早起きして家の窓に迎え入れたくなる。 HOSONO HOUSE アーティスト:細野晴臣 発売日:…